岐阜県で成年後見制度を悪用されたニュースについて
2014年2月16日、成年後見制度を悪用した事件がまた発生してしまいました。今回の事件は成年後見制度を利用して、損害保険会社から支払われた保険金を横領したとのことです。
ここ数年を見ても、成年後見制度を利用してお金を騙し取る手口の事件は増える一方です。もちろん成年後見制度を悪用する側が悪いのは当然なのですが、成年後見人になる側の質が担保される仕組みになっていないというのも大きな問題ではないでしょうか。
今後ますます成年後見制度を利用する人が増加していくのは明らかですが、利用する側としてもどのようにして成年後見人を選ぶのか、誰に成年後見人になってもらうのかはよく考えておく必要がありそうです。
一般的に、成年後見人になる人はその家族であることが多いのですが、それ以外にも職業後見人と呼ばれるような司法書士、行政書士、社会福祉士、弁護士に任せる方法や、最近では市民後見人の活動も活発になってきています。
普段生活する上ではあまり意識することのない、成年後見人。今一度自身の将来に向けて考えてみてはいかがでしょうか。
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